センター試験、18科目で平均点低下 国語・リスニングは上昇

大学入試センターは7日、2019年のセンター試験の最終集計結果を発表した。本試験の平均点は地理Bなど18科目が下がり、国語や英語のリスニングなど13科目が上がった。

地理B(100点満点)は18年より5.96点低い62.03点、物理(同)は5.48点低い56.94点。国語(200点満点)は16.87点高い121.55点、英語のリスニング(50点満点)は8.75点高い31.42点だった。

受験者数は18年より8014人少ない54万6198人。志願者のうち実際に受験した人の割合を示す受験率は94.69%だった。国公立大の2次試験の前期日程は25日に始まる。

 

〈日本経済新聞〉