今日この頃

「令和」・・・今週は新元号の話題で持ちきりですね。

令和にあやかった食品、いろいろな商品・サービス、はたまた新曲等々。

新元号は来月1日から変わりますが、生徒たちとの話の中でも「慣れないなー」「まだ平成って言っちゃいそう」という声もちらほら…。 まあ、慣れは時間の問題だとは思いますが…

ところで、平成の終わりと共に、一人の偉大なスターが表舞台から消えました。鈴木一朗です。 一朗の引退会見をTVでご覧になった方も多かったと思います。 この会見の中で心打たれたのは次の言葉です。

「人より頑張ったとは言えないけれど、自分なりには頑張ったと思う。」
「自分の中の限界を見ながら、少しづつそれを超えていく。いつの間にか自分の状態が少しづつ良くなっていく。そういう積み重ねで自分を超えていく。一気に高みに行こうとすると、ギャップがあって超えられない。後退しながらも、正解ではないかもしれないが、自分がやると決めたことを信じてやる。そうしないと本当の自分に出会えない気がして。」
「成功すると思うから行く、行かないの判断基準では、後悔を生む。」 「言葉にして表現することは、目標に近づく1つの方法ではないか」 「つらいこと、しんどいことから逃げたいと思うのは当然なんですが、でも、エネルギーのある時にそれに立ち向かっていく、そのことはすごく、人として重要なのではないか」

本当に心に刺さりました。会見を見ながら、涙がこぼれ落ちました。 野球はもちろんのこと、考え方まですごい人間だと改めて思い知りました。同時に、自分の至らなさに、そして愚かさに考えさせられました。

これからの令和時代に新たなスターが生まれることを期待し、自分自身の成長とその努力を誓う今日この頃です。