自らを宥める今日この頃

例年より遅めの梅雨入りであった。

それでも、紫陽花は変わらず目を楽しませてくれる。自然は常に美しい。

だが、人の社会は厳しい。7月に参院選がある。間もなく公示があり、市内のあちこちには 既にポスター用の看板の用意がされている。
与野党の論戦がテレビでも放送され始め、人々は選択を迫られる。


さて、今 一番関心の高いことと言えば この国の景気の悪化、そして物価高であろう。
我々庶民は いかに上手に生活防衛をしていくか、考えざるを得なくなっている。
何せ、今年に入り 様々な物が次々と値上がりしている。ため息をつく余裕もないほどである。

出来ることと言えば 徹底的に無駄を省き、不用な出費を減らすしかない。節約、節電、省エネ、、。
こう考えると なんとも窮屈に感じてしまうかもしれない。
ここは、一つ、考え方を大転換してみるのはどうだろう。
つまり、今ある物で満足する、という精神である。
もしかすると、これまでの暮らしには物が有り余っていたのではないだろうか。
食品ロス、断捨離、これらの言葉が意味するものは 物を無駄にしていたという事実の裏返しである。

 

今ある物を余すことなく活用していく。庭に雑草を栽培?している我が家では代わりに少しの野菜を作ってみようかと思う。
安いからとつい手を伸ばして買い込んでいたものの、結局 使う前に廃棄処分になるような、愚かな買い物をしないこと、などなど。
家族で知恵を出し合い 楽しい節約生活を目指して行くのも一興である。と、自らを宥める今日この頃。


皆さんはどうお考えでしょうか。