学校はこう変わる

学校はこう変わる

文部科学省が発表している、これから先変わる教育改革についてまとめてみました。

大学入試で評価される点が変わる

プレジデントFamily春号より

現行 今後
正解がが出せる子 最適な答えを出せる子
情報を速く処理できる 情報を組み合わせられる
オール5タイプ ひとつのことに秀でている
ナンバーワンを目指している オンリーワンを目指している
人知れず努力 気前がいい
几帳面で真面目 精神的なタフさ
喧嘩はそもそもしない 喧嘩しても仲直りできる

教育改革ロードマップ

2018年度 小学校5。6年生で英語が正式教科に(週3~4回)、(単語数600~800)アルファベットを使い単語の学習、文の構造を意識させる。
「聞く・話す・読む・書く」の授業
3・4年生は外国語活動「聞く」「話す」の下地をつくる。(週1~2回)
2020年度 大学入学希望者学力評価テスト(仮称)が始まる。(年1回)
プログラミング教育が必修化
2022年度 新科目 高校「理数探究」・・・選択
「地理総合」「歴史総合」・・・必修、「公共」・・・必修
「情報Ⅰ」・・・必修、「情報Ⅱ」・・・選択、両科目にプログラミング
2024年度 大学入学希望者学力評価テストが本格的な記述問題導入(複数回)
プログラミング教育は、小・中・高で必修 パソコンやタブレット端末を使い、論理的に考えるプログラミング思考の育成が中心。
小学校では他の教科とプログラミングをかけあわせて「総合学習」とする方法が検討されている。

アクティブラーニング(小・中・高校)

大学入試が変わるのに合わせて小中高の教育も変わる。
アクティブラーニングとは、主体的・対話的・能動的な学習で、先生の話を一方的に生徒が聞くという講義形式ではなく、意見を出し合うことで、子供同士がお互いに学び合える手法のこと。
従って、複数教科を同時に学習することもあり、小学校では総合学習の時間となる。