夏を前にして思う

コロナ禍という言葉にすっかり慣れてしまった令和三年。


先日、夏至も過ぎ去り、いよいよ南の方から梅雨明けの声が聞こえ出した。そして夏休み。7月末には、なんとも盛り上がりにかけると評される東京オリンピックが開催される。様々な不安の方が大きく、終わった後感染が広がらないことを祈るばかりである。


海の向こうからは、メジャーリーグで大谷サンの目覚ましい活躍のニュース。多くの日本人の期待が日に日に増している。御多分に洩れず仕事を終え食事どき、スポーツコーナーを楽しみにしている一人である。

言わずと知れたことであるが、どんな分野においても一流となるためには、人一番の努力や鍛錬が欠かせないものである。そのことをいかに生徒達に説くべきか、情報に溢れた現代は難しいものがある。まずは自らの行いと指導が合致しているか、正直に吟味する必要がある。


誰もが楽な方に流れる傾向がある。しかし、本気になって取り組むためには、一番は自分が本気に目覚めるという、その自覚。そして、指導する側の適切な励ましであろう。やる気スイッチは自分で押すのが一番であるし、そうでありたいものである。エンジンがかかれば 走り続けるための 後押しは お任せいただきたい。