花見

花見

日本人が愛して止まない、桜。今年の都城の桜の開花は、例年より遅いようですね。
知人が月曜日に石山観音にお花見に行ったそうですが、「まだ行くのがはやかった」と申してました。

そう言えば、「都原へ通じる道路沿線の桜もまだだよね〜」と、思ったところでした。

東京ではもう開花宣言し、花見に興じる人たちの様子がニュースで流れていましたよね〜ぇ。

ニュースでこんな事も言ってましたね。

大幅な暖冬となったため、桜の花芽は休眠から目覚めにくい状態だったとみられます。暖冬による開花の遅れは、平年の気温が高い地域ほど大きくなります。

つまり、気温較差が大きい地域ほど開花が遅れると言うことなんですね。

そもそも、花見とは?

もともとお花見は、一説には奈良時代の貴族の行事が起源だと言われています。
桜の花を眺めながら和歌を詠んでいたようです。

万葉集にもこんな和歌があります。

去年の春逢へりし君に恋ひにてし桜の花は迎へけらしも

現代語訳をすると「去年の春に出逢ったあなたが恋しく、あのときのように今咲いている桜は、まるであなたのことを出迎えているかのようです。」といった意味でしょうか。

何とも風流ですね。

私にとっての桜の思い出は、大学入学した際、横浜の京浜急行線沿いに観られた桜並木です。車窓から観られる色鮮やかな桜、電車とすれ違いざまに舞い散る桜等々。それはそれは若き青年の私にとっては、素晴らしいかったです。ふるさと離れて、初めての一人での生活も相まって、すごく感動したのと非常にしみじみとした気分になったのを今でも鮮明に思い出すことができます。

皆さんにも、桜にまつわるいろいろなエピソードがあるでしょうね。

遅くとも来週頭までには、都城でも満開の桜が観られることでしょう。

別れと出会いの季節に咲く桜。みなさんは、今年はどんな桜を感じるのでしょうか。

上を見れば華やかな桜の花。満開の桜の下、今年も楽しいお花見ができますように。