梅雨入りしたにもかかわらず、中々雨が降らないという日が続いていましたが、ここへ来てようやく梅雨らしい時期となった感がします。
アンケート調査によると、梅雨の嫌いな人は、9割に上ると言われています。
その理由は理由は「憂鬱」「蒸し暑い」「洗濯物が乾かない」等色々で、もっともと思えるものばかりです。
私自身も、正直梅雨の時期はあまり好きではありません。
マイナスイメージのある梅雨ですが、木々や草花を始め、日本に生まれたさまざまな生き物(もちろん人間も)にとって、やっぱり大切な季節なんですね。
そう思うと、ちょっと前向きな気分になれます。
この梅雨の季節にはとても良い言葉があります。それは「慈雨」という言葉です。「慈」とはいつくしむこと=愛すること、大切にすることの意味です。
気持ちが沈みがちになる梅雨でも、人の心を慈しみ優しくしてくれる雨もある事を忘れずに過ごしていきましょう。